くらす

~東日本大震災から7年~
災害時の備えについて考えたことはありますか?vol.1

Written by シミーズ

こんにちは!ママライターのシミーズです
ぽかぽか陽気と冷たい雨風の天気をくりかえし、春らしい陽気に誘われて、どこかにお出かけしたいな、何か新しいことをはじめようか、ワクワクする季節ですね。
その一方で、この時期になると必ず思い出すあの日のこと。
あの日から7年、結婚を機に長野県に移り済んだ私は月日が経つにつれ、普段の生活のなかで震災のことを思うことは少なくなりました。
しかし、あの日が近づくと、なんとなく心がざわざわするのです。

2011年3月11日、東日本大震災を経験

小名浜港、ここも津波にのまれ被害のあったところ

当時、私は福島県に住んでいました。
春というには暑いくらいのぽかぽか陽気で、全開にした窓からはいる気持ちいい風を感じながら、いつものように仕事をしていました。
午後2時46分、東日本を未曾有の大地震が襲いました。
その揺れはとても長く、とても強く、会社や周りの家の屋根や壁は剥がれ落ち、道路は波をうって割れていく…。
ただただ恐怖とともに呆然と周りを見ながら、自分が立っているのか座っているのか?意識があるのかないのか?それすらわからなくなるような気持ち悪さを感じたのを憶えています。
なんとか帰ることができた自宅は、建物は無事だったものの、電気・水道はストップ。我が家はプロパンガスだったので、ガスは使える可能性がありましたが、点検をしてみないと怖くて使えない。
とりあえず情報を…と、しまい込んでいたラジオを使うも壊れてしまっているらしく電波を受信しない。
余震が続いていたので、どんなことでも良いから情報が欲しいと思い、なんとなくレジャーシート、毛布、適当なお菓子を持って避難所に向かいました。
避難所となっていた体育館に当然灯りはなく、暖房も石油ストーブが2~3個あるだけ。
フロアの真ん中にぽつんと置かれていたラジオからは雑音とともに微かに情報が流れていました。すでにたくさんの人が避難してきており、私たち家族も空いているスペースにシートを敷いて過ごしたのですが…。
暖かかった陽気も地震の直後に雪へと一変したため気温はどんどん下がり、体育館の床はとても冷たく、持ってきたシートや毛布だけでは寒さを耐えうるだけの力はありませんでした。
商品の毛布やブランケットをかき集めてきてくれたお店の人、なんとか食べられる食品を持ってきてくれたコンビニの店員さん。
たくさんの人がお互いを思いやり行動をしていましたが、それだけでは圧倒的に数が足りず、人数分のアルファ米が届いたのは次の日のことでした。
このわずかな時間は人に囲まれて安心した一方で辛い経験でした。

まったく「備え」をしていなかった。

三春の滝桜。震災の年もきれいな花を咲かせていました。

お気づきでしょうか?
私も震災前はほとんど「備え」というものをしていなかったのです。
この震災で、水がどれだけ大切で必要なものかを実感し、電気が使えない不便さを痛感し、暖がとれない、食事がとれないという心細さと不安を感じました。

私たちが避難所にいたのはほんのわずかでした。自宅が無事だったのもあり、避難所で過ごすことを断念したのです。

私の住んでいた地域ではライフラインの復旧が早かったことも幸いし、その後も自宅で過ごすことができました。
近所のスーパーが在庫限りと営業をしてくれたおかげで、なんとか食料などは手に入りました。でも、物資が届かなければスーパーだっていつまでも営業はできない。
大きな余震が続いていたので、復旧したライフラインもまた途絶えるかもしれない、という状況のなかで今日明日を耐え忍ぶと同時に「備え」について考えるようになりました。

防災グッズ、なにをどれだけ備えれば良い?

災害時の備えは何をどう準備すればよいのか。
首相官邸ホームページでも備えについて情報発信しています。

災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~

テレビやインターネットで、様々な情報がまとめられ、実際に被災した人からの貴重な体験談をもとに作られた防災グッズ一覧など、検索をすればいつでも確認できるようになりました。
これらの情報はとても役に立つものなので、ぜひ一度しっかりと読んでみてほしいなと思っています。

準備をする前に

猪苗代。ゴールデンウィークにお花見が楽しめる場所。

東日本大震災は当時沿岸部に住んでいた人と内陸部に住んでいた人ではまったく別の経験をしていることでしょう。避難する時の状況もまったく違うものだったでしょう。
基本的に必要であろうものは、上記でも書いた通りインターネット等で確認することができます。
しかし、「備え」とひとくちに言っても、実際に人や環境によって必要なものは様々ではないか?自分や家族にとって何が必要だろうか?本当に「備え」になっているか?を考えるようになりました。
次回は実際に私が今準備しているものや、なぜ必要と思ったかなどについて書いていきます!

About the author

シミーズ

福島県出身。1児の母。
初めての子育てに悪戦苦闘中!
写真が大好き。子どもとカメラぶらさげ長野を遊びつくしたい!