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気になる産後ケア!子育て支援施設「ゆりかご」の体験者の声を聞いてみた

Written by さっちん

こんにちは!ママライターのさっちんです。以前上田市の子育て支援施設「ゆりかご」を取材しましたが、その後妊娠が発覚!来年には出産を控え、日に日にドスコイ体型になっていく姿に驚愕する毎日です。一人目のときは「出産」という未知の体験から恐怖で頭がいっぱいだったのですが、2人目のときは「出産」よりも未就園児がいる「産後」をどう乗り切るか、今はそれで頭がいっぱいです!

現代ママあるある?産後にしっかり養生できないワケ

https://www.photo-ac.com/

「出産」という大仕事を終えたママの体は強いダメージを受けた状態。子宮が妊娠前の状態に戻ることでおきる悪露(おろ)や産後痛で体に大きな負担がかかっています。その上、24時間続く赤ちゃんのお世話。出産後、約1カ月間は布団の上でゆっくりと過ごすのが理想とされていますが、なかなかゆっくり休めないことが現状です。
・核家族化が進み、実家が遠方
・最近の祖父母世代は現役で働いているので、娘・孫の面倒が見ることができない
・高齢化出産に伴い、祖父母も高齢になってきて孫はかわいいが体力的にきつい
この他にも、義実家に頼るのは少し気がひける、上の子の学校があるしゆっくり休めない!など……。結局、産後もいつもどおり家事をこなしたというママも多いようです。
さっちんもそのひとり。実家には頼れず、もうすぐ3歳になるお転婆娘と赤ちゃんを抱えてどう過ごそう……。
そうだ!そんなときこそ公的な産後ケアを利用しよう!「ゆりかご」がどんな施設かは取材で知っているけど、実際に入居した人の声が聞きたい!上の子も一緒に入居している人いる?面会はどんな感じ?入居体験者に直接聞いてみました。

入ってよかった


今回、お話を伺ったのは金秋玲(キムチュリョン)さん。2児の男の子ママで2人目の出産の時に「ゆりかご」に入居したそうです。
――どうして利用しようと思ったのですか?
「実家は東京で、上の子は東京で出産しました。2人目出産のときは母がまだ働いていたし、2歳の長男の面倒もあるので実家には頼れませんでした。夫は両親と一緒に飲食店を経営しているので忙しいです。それでゆりかごに入ろうと思いました」
――何泊利用しましたか?
「産婦人科病院を退院してすぐにゆりかごに入り、一週間利用しました。食事の用意や洗濯物もしてくれるので、赤ちゃんとゆっくり過ごすことができました」
――気を遣わずに過ごせるのはいいですよね!
「お世話をしてくれる人が常駐しているんですが、シャワーのときは赤ちゃんを見てもらって、あとは部屋で自由に過ごしていました。ゆりかごに入っていなかったら、ついつい自分で動いてしまって、まったく休めなかったと思いますね!」
自分でやってしまう気持ち、わかります。休める環境があるって大切ですよね……!

上の子もいっしょに?

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――上のお子さんはゆりかご入居中はどうしていましたか?(いちばん気になる!)
「長男も一緒に入居する予定で、子ども用の布団や着替えを用意していたんですが、いざ部屋に入ると、『おうちに帰る!』と嫌がってしまい、結局夫と家で過ごすことになりました」
――2歳ってイヤイヤ期や場所見知りしたりする時期……。知らない場所で過ごすのは不安になりますよね。
「長男は、夫が一緒に店に連れていって家に帰ってからお風呂に入れたり、寝かしつけをしたり……。夫は当時大変そうでしたけど、今思えばよかった。私は産後、母乳が出るのに時間がかかるようで……。赤ちゃんと2人っきりになることでゆっくり授乳の時間をとれたのがよかったですね。昼間は夫と長男がゆりかごに来てくれて、一緒に過ごすことができました。長男は私と一緒にいても、外に遊びに行けないしストレス溜まっていたかも」

――お子さんにとっても、金さんにとってもゆりかごを利用したことはよかったんですね!ゆりかごの一番ここがよかったことは何ですか?
「“なにもしなくてもいい”のが一番よかったですね。人に上手に頼れるタイプじゃないから、ゆりかごのような産後ケア施設に入っていなかったら、自分で動いていたと思います!面会も制限がなく、仲のいい友達も来てくれて気を遣わずに過ごすことができました。もう一週間利用したいと思ったほどでした!」

少しずつ増えてきた産後ケア

産後ケア施設とは出産後の心と体を休めながら、赤ちゃんと向き合うことで、静かに母としての覚悟を固めることができる場所なのだと知ることができました。
台湾や韓国では一般的な産後ケア。日本でも民間だけではなく、上田市のように自治体での取り組みも見られるようになり、徐々に増えてきました。でも手軽に利用できる金額ではなかったり、一週間以上利用できなかったりと、まだまだ利用する人は少ないようです。
ママの育児不安が育児困難へとつながらないよう、そしてママがいつも笑顔で赤ちゃんのお世話をできるように産後ケアがもっと充実すればいいなと思いました!

About the author

さっちん

大阪府出身。一児の母。
子どもには大阪弁をしゃべってほしい!という思いから絵本の読み聞かせをわざと大阪弁で聞かせています。
粉もん大好き!なにわのさっちんです。